2012年11月18日
あたしはナイト(騎士)の称号を持っている。
ちょっと・・・いきなりだが・・・
本当の事だ。
今の日本人には、
あんまり馴染みもなく
何の事かもわからない人もいるだろう。
持っているから、それが何?・・・っても
あんまり意味はないようなんだが・・・
昔・・・カトリックの教会での事・・・(今は、とんと
ご無沙汰だが、あたしはカトリックの信者なのだ><;;
ちゃんと洗礼名も、持ってるのだ・・・信じられないだろーが・・・)
ふと、思い出した・・・あの頃の事を・・・
では、語ってみようか・・・
飲み物と茶菓子を用意する事を
お勧めしよう><;;
小学生だった・・・・あたしは・・・・
東大阪市「永和」とゆートコロの
カトリック教会に
毎日曜日、熱心に、通ってたんだ。
ミサは、朝10時に始まる。
おごそかな雰囲気の中。
あたしは十字を切って(父と子と精霊の御名によって・アーメンってゆーアレだ)
入り口に置かれた聖水の盆に
指を濡らし
十字を切って聖堂に入り・・・
祈りを捧げ・・・
同じ年頃の子と遊び、はしゃぎ・・・
まあ・・・なんとゆーか・・・
純真><;;とゆーか清純><;;とゆーか・・・
懐かしい・・・
珠玉の時だった・・・
あの頃に戻りたい・・・(涙っ)
6.7人いた、同じような年頃の子の中に
異人さんが、一人居た。
イギリス人の、女のコで・・・・・
あたしより二つ年下だった。
名前は・・・
確かエディス・・・だったかな・・・あんまりよく憶えてない・・・
あたしたちは、いわゆる「仲良し^^」だった。
エディスは日本生まれだったのか
流暢な、関西弁を喋り、
あたしは彼女が異人さんだと言う事を意識した事はなかった
その流れるような金髪・・・いや、どちらかと言えば
銀に近い髪と
吸い込まれそうな、蒼い瞳以外・・・
遊びの流れで、ある日
彼女は言ったのだ。
「うちら、ずうーっと友達やでー^^」
あたし「うんっ!^^」
「霧子、ほんまかあ~?」
あたし「ほんまやでえー^^」
「ほんなら、うちを、守ってくれるんか?」
あたし「うん! 守ったるっ^^」
「ほんなら騎士様の儀式しよっ^^」
あたし「う?・・うん」
エディスが、なぜそんな事、知ってたのかは知らない。
多分、映画とかアニメで得た知識なのだろうが・・・・
あたしは、今でも憶えてる。
その時の事・・・
空気の色が違う
日常と違う時間
真剣なエディス
神の前での誓い
あたしは、ひとけのない聖堂の中、
祭壇の前に、ひざまづき・・・
その前にエディスが、聖書と柊の枝をもってたたずみ・・・
柊の枝で、あたしの両肩を、軽く叩き
そしてセリフ・・・
「この者、霧子を、わたし、プリンセス・エディスの
騎士と認める。
今後は「ナイト・オブ・キリコ」と名乗るがいいぞ」と・・・
しばらく、あたし達は
姫と騎士ごっこで、もりあがっていた^^
でもやがて、彼女は、引っ越していってしまった。
たあいのない
子供の遊びだ・・・
法的にも何の効力もない・・・
でも、あたしは確かにその時
かわいい年下の姫から
ナイト・・・騎士様の称号を賜ったのだ・・・
ナイト・オブ・キリコ・・・・?
日本語に訳せば
「霧子卿」とでも?
では、その姫のことは?
どう呼べば?
「レディ」?
「ハイネス」?
今、現在、ナイトの称号を持っている人間は
数多いが、みんな本物だ・・・
しかし今の時代、そんな物は、あんまり
役にたたないのもまた事実。
あたしがもらった称号も
でたらめ・・・・
でもね
うれしかったんだ^^
あたしは、うれしかったんだよ^^
ずっと・・・友達でいてくれる・・・
この小さな、かわいい姫を
守っていける^^・・・・ってね・・・
あたしに取って
この称号は
本物だ。
誇りを持って名乗りたい。
ナイト・オブ・キリコ・オブ・オーサカ・カンサイ と・・・
今、あの儚げで小さな姫は、
どこにいるのだろうか・・・・
今、二人で遊んだ
あの小さな教会は
まだ、そこにあるのだろうか・・・
あの時に比べて
あたしは
汚れきっているのだろうか・・・・
だからあたしは
今でも
妹みたいなコに
魅かれるのだろうか・・・・
本当の事だ。
今の日本人には、
あんまり馴染みもなく
何の事かもわからない人もいるだろう。
持っているから、それが何?・・・っても
あんまり意味はないようなんだが・・・
昔・・・カトリックの教会での事・・・(今は、とんと
ご無沙汰だが、あたしはカトリックの信者なのだ><;;
ちゃんと洗礼名も、持ってるのだ・・・信じられないだろーが・・・)
ふと、思い出した・・・あの頃の事を・・・
では、語ってみようか・・・
飲み物と茶菓子を用意する事を
お勧めしよう><;;
小学生だった・・・・あたしは・・・・
東大阪市「永和」とゆートコロの
カトリック教会に
毎日曜日、熱心に、通ってたんだ。
ミサは、朝10時に始まる。
おごそかな雰囲気の中。
あたしは十字を切って(父と子と精霊の御名によって・アーメンってゆーアレだ)
入り口に置かれた聖水の盆に
指を濡らし
十字を切って聖堂に入り・・・
祈りを捧げ・・・
同じ年頃の子と遊び、はしゃぎ・・・
まあ・・・なんとゆーか・・・
純真><;;とゆーか清純><;;とゆーか・・・
懐かしい・・・
珠玉の時だった・・・
あの頃に戻りたい・・・(涙っ)
6.7人いた、同じような年頃の子の中に
異人さんが、一人居た。
イギリス人の、女のコで・・・・・
あたしより二つ年下だった。
名前は・・・
確かエディス・・・だったかな・・・あんまりよく憶えてない・・・
あたしたちは、いわゆる「仲良し^^」だった。
エディスは日本生まれだったのか
流暢な、関西弁を喋り、
あたしは彼女が異人さんだと言う事を意識した事はなかった
その流れるような金髪・・・いや、どちらかと言えば
銀に近い髪と
吸い込まれそうな、蒼い瞳以外・・・
遊びの流れで、ある日
彼女は言ったのだ。
「うちら、ずうーっと友達やでー^^」
あたし「うんっ!^^」
「霧子、ほんまかあ~?」
あたし「ほんまやでえー^^」
「ほんなら、うちを、守ってくれるんか?」
あたし「うん! 守ったるっ^^」
「ほんなら騎士様の儀式しよっ^^」
あたし「う?・・うん」
エディスが、なぜそんな事、知ってたのかは知らない。
多分、映画とかアニメで得た知識なのだろうが・・・・
あたしは、今でも憶えてる。
その時の事・・・
空気の色が違う
日常と違う時間
真剣なエディス
神の前での誓い
あたしは、ひとけのない聖堂の中、
祭壇の前に、ひざまづき・・・
その前にエディスが、聖書と柊の枝をもってたたずみ・・・
柊の枝で、あたしの両肩を、軽く叩き
そしてセリフ・・・
「この者、霧子を、わたし、プリンセス・エディスの
騎士と認める。
今後は「ナイト・オブ・キリコ」と名乗るがいいぞ」と・・・
しばらく、あたし達は
姫と騎士ごっこで、もりあがっていた^^
でもやがて、彼女は、引っ越していってしまった。
たあいのない
子供の遊びだ・・・
法的にも何の効力もない・・・
でも、あたしは確かにその時
かわいい年下の姫から
ナイト・・・騎士様の称号を賜ったのだ・・・
ナイト・オブ・キリコ・・・・?
日本語に訳せば
「霧子卿」とでも?
では、その姫のことは?
どう呼べば?
「レディ」?
「ハイネス」?
今、現在、ナイトの称号を持っている人間は
数多いが、みんな本物だ・・・
しかし今の時代、そんな物は、あんまり
役にたたないのもまた事実。
あたしがもらった称号も
でたらめ・・・・
でもね
うれしかったんだ^^
あたしは、うれしかったんだよ^^
ずっと・・・友達でいてくれる・・・
この小さな、かわいい姫を
守っていける^^・・・・ってね・・・
あたしに取って
この称号は
本物だ。
誇りを持って名乗りたい。
ナイト・オブ・キリコ・オブ・オーサカ・カンサイ と・・・
今、あの儚げで小さな姫は、
どこにいるのだろうか・・・・
今、二人で遊んだ
あの小さな教会は
まだ、そこにあるのだろうか・・・
あの時に比べて
あたしは
汚れきっているのだろうか・・・・
だからあたしは
今でも
妹みたいなコに
魅かれるのだろうか・・・・
Posted by 霧子 at 00:03│Comments(0)